出典:蒼い月は彼方
今年もグランプリファイナルの季節がやってきました。今年は世界トップの羽生選手とメドベージェワ選手が欠場しており、ちょっと寂しい大会になりましたが、その中でも注目の選手が出てきました。新星のアリーナ・ザギトワ選手です。
今年シニアデビューしたザギトワ選手ですが、グランプリシリーズの中国杯とフランス杯で、いきなり優勝しています。どれだけ才能のある選手なのでしょうか。
そんなアリーナ・ザギトワ選手について、いろいろ調べてみました。
目次
アリーナ・ザギトワ(ロシア)のプロフィール
アリーナ・ザギトワ(ロシア)のコーチは?
アリーナ・ザギトワとメドベージェワを成績などから比較
まとめ
アリーナ・ザギトワ(ロシア)のプロフィール
名前 アリーナ・ザギトワ
生年月日 2002年5月18日
出身地 ロシア イジェフスク
身長 152cm
2017年12月で15歳です。まだまだ若い。
イジェフスクは、ロシアのモスクワより少し中央寄りに位置する町です。寒そうですね。
ザギトワさんは、リラックマとお寿司が好きなのだそうで、おはしの使い方もお父さんに習っていたそうで、日本好きです。リプニツカヤ選手やメドベージェワ選手など、ロシアの女性のフィギアスケーターは日本好きが多いですね。嬉しくなります。
出典:ameblo.jp
アリーナ・ザギトワ(ロシア)のコーチは?
ザギトワ選手はグランプリシリーズで、中国大会とフランス大会で、優勝していますが、この若い選手を育てたのは一体どんなコーチなのでしょうか?
ザギトワ選手のコーチは、エテリ・トゥトベリーゼさんとセルゲイ・デュダコフさん。
なんとあのメドベージェワ選手と同じコーチだそうで、リプニツカヤさんも教えていたそうです。
この二人はスゴイです!メドベージェワ選手もザギトワ選手もものすごい技術をもっている、し表現力もすごい。教え方が本当に上手で、才能ある選手が集まってくるのでしょうね。
羽生結弦選手のコーチ、ブライアン・オーサーさんが今絶好調のコーチですが、そろそろ時代は変わってくるのかもしれません。
出典:トレンディーバル
アリーナ・ザギトワとメドベージェワを成績などから比較
では、ザギトワ選手と、メドベージェワ選手の実力を比較してみましょう。
まずは成績です。
ザギトワ選手のジュニアの成績ですが、シニアデビューの前の年、2016年~2017年にかけてですが、
2016年12月ISUジュニアグランプリファイナル 1位
2017年3月世界ジュニアフィギアスケート選手権 1位
そして、
2017年11月シニアのグランプリシリーズ 中国杯 1位
2017年11月シニアのフランプリシリーズ フランス杯 1位
2016年~2017年のシーズンと2017年~2018年のシーズンの結果ですが、大きい大会では今のところ1位を獲得しています。
一方、メドベージェワ選手の成績です。シニアデビューの前の年は、2014年~2015年、
2014年12月ISUジュニアグランプリファイナル 1位
2015年3月世界ジュニアフィギアスケート選手権 1位
そして、
2015年10月シニアのグランプリシリーズ アメリカ杯 1位
2015年11月シニアのグランプリシリーズ ロステレコム杯 2位
2015年12月グランプリファイナル 1位
2016年3月世界フィギアスケート選手権 1位
ジュニア時代は常に1位、シニアのグランプリシリーズでは一回2位を取っていますが、ファイナルで1位、ついでに世界選手権でも1位です。
こう考えるとジュニア時代からシニアデビューにかけてはほとんど同じ実力です。
では直接対決するとどうなるのでしょうか。
実は、2016年~2017年のシーズンのロシア選手権で一回対決しています。この時はメドベージェワ選手の勝ちでした。
やはり、メドベージェワ選手のほうが少し経験があるので、貫禄などが若干有利なのですが、実は、ジャンプはザギトワ選手の方が上手いような気がします。
ちょっと動画をご覧ください
こちらはザギトワ選手のフランス杯のフリーの演技です。
ジャンプが綺麗です♪
次にメドベージェワ選手のシニアデビューのころのフリーの演技です。
表現力がスゴイですね。ただ、ジャンプがザギトワに比べたら少し低い気がします。
メドベージェワ選手がケガを治して、ザギトワ選手と直接対決したら、まだ表現力と安定感で、メドベージェワ選手が勝つと思います。でも来年、再来年になったらわかりませんね。
世界選手権、出場できればオリンピックがとても楽しみになってきました。
まとめ
アリーナ・ザギトワ選手は日本好きな15歳で、コーチはメドベージェワ選手と同じコーチでした。
成績は、メドベージェワ選手のジュニア時代と比べると互角で、表現力や貫禄ではまだ及ばないものの、ジャンプが綺麗なので、来年、再来年は対決が面白くなりそうです。
アリーナ・ザギトワ選手、がんばってください。応援しています。