O121とは?どんな菌でO157との違い!過去に発生した例!

こんにちはkeiです。

先程、長野のモスバーガーで、
O121が発生して、体調をくずした
というニュースがありました。

O157ではなく、O121という菌です。

いったいどんな菌なのか調べました。

目次

O121とはどんな菌?症状は?

O121とO157の違い

O121が過去発生した例

まとめ

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O121とはどんな菌?症状は?

腸管出血性大腸菌といって、ベロ毒素を
排出する大腸菌があります。

その大腸菌は哺乳類や鳥類の大腸に
生息しています。

菌の表面の抗菌で180種類にわけられ
ます。

O121はこの内の一つです。

腸管出血性大腸菌は、人では生息せずに、
牛の生肉やレバーを食べると感染する
ことがあるそうです。

O121に感染するとどんな症状がでる
のでしょうか?

感染後3〜5日たつと、激しい腹痛が
おこり、何回も水っぽい下痢を
します。

そのあとで、血便がでます。

発熱は少しです。

ただ、血便がひどく、最初は
少し血が交じる程度ですが、
だんだんたくさん出るように
なり、最後は血液がそのまま
でるような状態になります。

かなりひどい状態ですね。

これはすぐに病院行きです。

O121とO157の違い

O121とO157の違いは、菌の
表面にある抗菌です。

これによって、種類が分けられ、
180種類くらいあります。

ただ、O121とO157は一括りに
腸管出血性大腸菌とみなされ、
症状の違いはちょっとわかりません
でした。

腸管出血性大腸菌は、ベロ毒素という
ものをつくるそうで、これが出血性の
下痢の原因になるそうです。

O121が過去発生した例

2014年に兵庫県の高校で、牛の飼育
に関わった高校生が、O121に感染
しました。

牛舎で飲み物を飲んだりしていたそうで、
それが感染原因になったとのこと。

また、2002年にも佐賀県で保育園児が
O121に感染しました。

こちらは原因がわからなかったそうです。

また、アメリカでもO121に感染した例が
ありました。こちらの原因は、なんと
小麦粉だということでした。

このO121の感染はなかなか防ぎよう
がないのですが、とにかく牛と鳥
ということで、触ったらきれいに
手を洗うことですね。

あとは、人から人に感染しない
ように回して食べたり飲んだりする
ことは控えたほうがいいです。

そして、激しい腹痛と、血便が
でたら、すぐに病院に行くことです。

まとめ

O157は知っていたのですが、O121
という菌があるとは知りませんでした。

感染したらとても大変そうですね。

潜伏期間が3日くらいあるので、
なかなか疑うのは難しいかも
しれませんが、症状が出たら
とにかく病院に行ったほうが
いいです。

感染された方、お大事になさって
ください。

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